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2018年6月を持ちまして、現場から全ての犬たちがいなくなりました。
かつて400頭の犬がいるとメディアで話題になった山梨県犬の多頭飼育現場。
このブログは、その現場の軌跡を残しております。
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12月 パクス大和譲渡会

こんにちは、2年の丹羽です。

すっかり寒くなりってまいりました。
お変わりありませんか。

今月はパクス大和譲渡会に参加させていただくことになりましたのでお知らせします!
譲渡会会場のお知らせ
  12月16日(日)
  13:00~15:00
  神奈川県大和市市役所
  入り口前  

  小田急線「鶴間駅」

続きを読む

小林さんが、天国へ旅立ちました。

みなまさこんばんわ。

12月12日の朝5時ごろ、小林さんが息を引き取りました。

S__8503316.jpg


報告が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。

6月に緊急入院してから、しばらく病院での生活が続いておりました。

検査の結果、胃がんと診断されたそうです。
7月ごろ手術を行い、無事に回復していき、
8月のはじめには自力で歩くことができるようになり、
退院をすることができました。

しかし、その後8月中旬に再検査が行われた後、
薬の影響もあってかフラフラと倒れてしまったため、
そのまま再入院となりました。

病院にて手厚い看病を受けていましたが、
薬が徐々に強いものになっていったこともあり、
小林さんも徐々に体力が落ちていき、
次第に体を起こすことすら困難となっていきました。

その後も入院生活は続いていましたが、意識などははっきりしていたため、
相変わらずの調子の良いことを看護師さんたちには言っていましたが、
小林さん本人も、自分が弱っていることを自覚しているような感じでした。

10月になっても入院生活は続き、
体重も次第に痩せていきました。身体を起こすことが困難なようで、上着を着るにも補助が必要でした。
リハビリも行っているそうですが、筋力は落ちる一方のため自力での歩行は厳しくなり、車いすで移動していました。

11月にお見舞いに行った際は、薬の副作用の影響もあってか、
日にち感覚や会話の内容があやふやになっているような気がしましたが、
まだこちらの呼びかけや会話にはなんとか受け答えをしてくれました。

11月中旬に退院し、病院の隣にある老健施設に移りました。
お見舞いに行ったとき、最初はぼんやりとした反応でしたが、
お話をしているうちに少しずつ頭も回ってきたようで、昔の話も思い出していました。

しかし、12月に入り、しゃべることはほとんど出来ず、
小さな声で「そうか」と返事をしたり、 YESかNOで首を振って意志疎通するという形でした。

そして12月12日の朝5時ごろ、息を引き取ったそうです。

息子さんの話では、最期は苦しむこともなく、安らかに眠ったとのことでした。


この報告を受けて、学生ならびに卒業生一同、ショックのあまり、言葉がありませんでした。

お見舞いに行った際に、次第に弱っていく小林さんを見ていたため、
なんとなくは覚悟してはいましたが…

とても残念です。

葬儀は、家族葬で行うことになるそうです。

今まで心配してくださったみなさま、ありがとうございました。

小林さんの元気な姿を見せることができず、悔しい限りです。


小林さんは、自らの人生をささげて、犬たちの命をつないでくれました。
それは、とても真似ができるようなことではありません。

小林さんの愛嬌のある人柄だからこそ、学生たちも一緒に活動をしていくことができ、
こんなにもたくさんの人たちが応援してくれたのだと思います。

小林さんのほっとけない優しい性格だからこそ、犬たちからも愛され、
そして小林さんも犬たちを見捨てることをしませんでした。

そして、小林さんのお人よしの性格だからこそ、巻き込まれた立場でありながらも、
自分の生活を顧みず、あの現場で身を粉にして犬たちの世話を続けてくれました。

雨の日も、台風の日も、大雪の日も、体調が悪い時でも、
小林さんは、ずっと犬たちのそばにいてくれました。

もうあの現場には、犬たちも小林さんもいません。

しかし、あの現場で犬たちが生きていたこと、
そして小林さんが命をかけて現場の犬たちを守ってくれた意味は、
私たちの中で生き続けることが出来ます。

どうか、この現場のことを、そして、小林さんのことを忘れないでください。

多頭7期_180809_0027

そして、みなさまに最期にお願いがあります。
これは卒業生たちで考えたことなのですが、
ご存知のとおり、小林さんは家も財産も捨てて、
山奥の現場にこもって犬たちの世話をしてくれました。

そのため、小林さんに貯金などもなかったため、
自分の入院費や葬儀代もふくめ、全て息子さんが立て替えて支払ってくださったそうです。

具体的な金額は聞いてはおりませんが、長い入院生活と治療であったことも考えると、
決して少ない金額ではないと思います。

そこで、卒業生たちで小林さんのための寄付をすることを決めました。
寄付先は息子さんという形になりますが、入院中のときも、
小林さんは入院費のことや、息子さんへの負担を常に気にかけていたので、
それが、最期の小林さんに対する恩返しだと思いました。

息子さんとしても、ご寄付をいただけるなら助かるとおっしゃっていました。

もし、ブログをご覧いただいている方で、このご寄付に賛同される方がいましたら、
ご協力をお願いいたします。

ただ、かつてのように、ご寄付をいただいたとしても、
小林さんからのお礼の手紙や電話がくることは、もうありません。

息子さんに直接寄付をする形となるため、私たちも把握することはできませんし、
ブログなどで内訳や使用用途などを公開することもできません。

それらの点をご了承いただいたうえで、ご寄付をいただければと思います。

なお、寄付先の口座は、小林さんの個人口座の方へお願いいたします。
(現在、この口座は息子さんが管理しており、来年の1月までは使えるようになっているそうです)

■小林さんの個人口座■


口座情報 :ゆうちょ銀行間
口座番号:10860-12637971
口座名: 小林昭夫



口座情報:他行から
支店名: 〇八八店(ゼロハチハチと読みます)
口座番号:1263797
口座名: 小林昭夫



みなさま、今までの応援、ご支援、ありがとうございました。

小林さんに代わりまして、お礼申し上げさせていただきます。

今頃はきっと、先に天国へ旅立った犬たちに盛大に迎えられていると思います。

小林さん、お疲れさまでした。

ゆっくり、休んでください。

IMG_0635[1]

文章     2018.12.12 帝京科学大学卒業生 大林







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