今、山梨県の山奥に4(一時預かりを含む)の老犬たちが残されています。
かつて400頭の犬がいるとメディアで話題になった山梨県犬の多頭飼育現場。
私たち帝京科学大学の学生は現場の犬たちの里親を探しております。
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11月14日 プロイ永眠

こんにちは、4年の井川です。
この度みなさまにご報告があります。

プロイ①
10月27日より"プロイ"(推定18歳 オス)を一時預かりしていました。
というのも、数ヶ月前からいきなり足腰が立たなくなってしまい、ガリガリに痩せてしまったからです。。
立つことはほとんど無くなり、お水やトイレのために立つ程度。。
ごはんは、犬小屋の入口に置いたり、小林さんが手で食べさせているという状態でした。
そのためプロイを預かり、病院に通い、自宅治療で様子を見ていました。

ですが11月14日の早朝、お家の中で天国に旅立ちました。
この場をお借りして、プロイの預かりのことと追悼を書かせていただきます。
長文になってしまうと思いますが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
*********************
プロイ預かりスタートの10月27日。
お風呂で体力を使い果たしグッタリしてしまうかなぁと心配でしたが、
ゆでたササミをあげると掃除機にようにきれいさっぱりたいらげました!!

↑預かり初日の動画。ササミ掃除機。。
痩せ細った身体。。しかも来てすぐはやっぱりごはんは食べないだろうなぁ。。と心配していたさなか、
これにはとてもびっくりしました(^_^;)!!


そして2、3日後も食欲は順調!!というより旺盛!!
プロイ② プロイ③
ドライフードと栄養価たっぷりの粉ミルクとゆでささみ、それをゆで汁で混ぜたスペシャルごはん!!
これをペロッとたいらげる姿を見ると、「この子。。本当に調子が悪いんだっけ?!!」と
嬉しいことながらだまされた気分でした(^_^;)
また立つ回数も増えていき、自分で排せつや水を飲んでいる姿を見ると、
「もしかしたらもとのようにスタスタ歩き始めたりして。。」とさえ思いました。





10月29日、初めての病院。
食欲も一応ある中でしたが、病院での血液検査の結果はひどく、貧血・脱水・栄養失調。。
輸血・点滴をするかいなかのギリギリラインでした。。
それなのに血糖値はとても高く、もしかしたら糖尿病。または腎臓が悪いかもしれないとのことでした。

お医者さんから処方された薬でしばらく様子をみていたのですが、最初あんなにあった食欲も急になくなり
3、4口食べたらもう終わり。。まったく食べない日さえありました。。
やっと食べたかと思えば、まったく消化されていない固形のまま吐いたり、どろっとした胃液のようなものを吐いたり。。心配な毎日が続きました。


そんな中でも、11月4日にはお散歩デビュー!!
プロイ⑤ プロイ⑥
とはいっても、お家の前の芝生までだっこして運び、5分くらいのお散歩だったので気分転換になれば。。という思いでした。
やはり外は好きなようで一生懸命草の匂いをクンクン嗅いで、土の感触も良いのかお家よりもしっかり立って歩いていました。
そして5分も経てば、休憩しやすそうな木陰を見つけて座って終了。
プロイ④
マイペースなプロイくんです(*^_^*)


↑お散歩動画





ですがやはりなかなか調子が良くならず再び病院へ。
体重は最初の診察より1kgも減ってしまっていました。
この時は足がふらつき始め自力では立てなくなり、排せつも立って出来ない日もありました。
入院し、点滴・輸血という手段もありましたが、薬を変えて引き続き自宅療法で様子をみました。
注射器での薬とごはん・水という生活になってしまいました。。
亡くなる前日は、なぜだかかけていた毛布を足で一生懸命脱いだり、弱々しく少し鳴いたりもしていました。。
体温も下がる一方で、夜中ごはんをあげようと口に手をあてるととても冷たく歯ぐきを見ると貧血で真っ白になっていました。
心配の中でしたが私も寝てしまい、朝起きると冷たくなって亡くなってしまっていました。


同じお家の中にはいたものの、看取ってあげれませんでした。。
今までお世話をされてきた小林さんと、最期まで頑張って生きたプロイ。。
気付かないほど安らかに逝ってくれたのかなぁとも思いますが、やはり最期隣についてあげれなかったこと申し訳なかったです。


小林さんと学生の意向で都留市のお寺で火葬してもらい、今現在お骨は井川宅にあります。
プロイ⑦
↑プロイを看てくださった病院からお花が届きました
11月下旬か12月上旬にはまた現場にお骨を持っていき、供養したいと思います。
*********************
プロイを預かって3週間も経たない間に亡くなってしまい、今はお家にお骨がある状態。。
プロイが亡くなった悲しみはあるものの、本当に一緒に暮らしてたんだよなぁ。と、お骨を見てしみじみ思う。。なんだか不思議な感覚です。。

私の預かりで、本当にプロイを助けられたのかはわかりません。。
でもプロイを預かってわかったことは、私たちが現場の犬にしてあげれることのがどんなに些細なことでしかないかということです。
お薬をあげるにしても、お散歩をするにしても、注射器からごはんをあげるにしても、自分は今この子にこんなことしかしてあげれないんだと思いました。
でもそんな些細なことしか出来ないのだから、それを全部してあげるくらい一生懸命やるしか犬たちのために出来ることはないんだと思います。

プロイ⑨
↑小林さんとプロイ。プロイの体調を聞いて、駆けつけてくださいました。
これを何回も経験している小林さん。。
何回犬たちを看取っても慣れることはないのだそうです。
現場では家よりも出来ることに限りがあります。
なんとかしてやりたくても出来ないことはもっともっと出て来ます。
何年も付き合ってきた犬たちの最期、理不尽なこともきっと多いのだろうと思います。

プロイも、成犬になる前に、老犬になる前に、体調が悪くなる前に。。
一般家庭に入っていたらと思うと、どうしようもないことですがやるせない気持ちになります。
今現場で暮らす犬たちが一頭でもあたたかい家庭に譲渡され、大好きな人のもとで暮らせるようになれば嬉しいです。


プロイ⑧
少しの間でしたが、このように携われて幸せでした。
プロイくん、たくさんのことを残してくれてありがとう!!


長文になってしまいすみませんでした。
最後まで読んでくださりありがとうございました。

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プロイ、安らかに・・・

井川さん こんばんは。

プロイの最後の世話をしてくださってありがとうございました。
井川さんとの半月余りの生活は
プロイにとって、暖かい日々だったことでしょう。

自分だけを見つめてくれる人との生活は
現場では経験できない事ですから
どんなにか、プロイは嬉しかったことでしょう。
井川さんの元で一緒に過ごす事が出来て良かった!


今年は、思い通りに予定が立てられず
現場へ伺うこともままならなくて申し訳なく思っています。
寒さが酷くならないうちに、一度行きたい・・・

プロイのご冥福を心からお祈りしております。

ありがとうございます

鍵コメント様

心暖まるコメントありがとうございます。
小林さんとの写真ですが、この日は朝からプロイの調子が悪くぐったりとしていて、ごはんや水を口に入れては吐く状態。
正直「もう、このまま逝ってしまうかもしれない。。」と感じ、小林さんに連絡したところ、すぐに駆けつけてくれました。
ぐったりしていたプロイですが、小林さんを見た瞬間、顔をしっかりあげてとっても生き生きと目を輝かせていました。
きっととっても嬉しかったのだと思います(*^_^*)

その2日後にプロイは亡くなりました。
その日に亡くなってしまうかと思っていたプロイ、小林さんに会って元気が出たんだろうなと思います。

今まで犬たちをお世話されてきた小林さんに感謝しつつ、一頭でも譲渡に向かえるように頑張りたいと思います。

ありがとうございます。

バーバMIKO様

いつもありがとうございます(*^_^*)

他学生もプロイの調子が悪くなったと聞けばお家まで飛んで来てくれたり、一緒にお世話を手伝ってくれたり、何がプロイのために良いのかを話し合ってくれたり。。
たまたま私のお家で預からせてもらいましたが、それぞれがプロイのことを考え行動していました。
私もプロイ君からもたくさんのことを教えてもらいましたが、それは他学生も同じで、それぞれにプロイ君と関わって考えさせられたことがあるのだと思います。

寒い日が続いておりますので、バーバMIKO様もお身体大切にお過ごしくださくい。
また、ぜひ現場でお会いできたら嬉しいです(^^)

さようなら、お疲れ様

ブロイちゃん、長生きでしたね。皆にかわいがってもらって
最後はおうちにも入れてもらえて、良かった。

井川さん介護お疲れ様でした。私も猫の介護を何度か経験して
いますが、ご飯をあげたりお水を飲ませたり、本当に大変
だったと思います。学業の傍ら介護も頑張られて、頭が下がります。

人は亡くなるとき誰かにいてほしいと思うけど、動物は
どうなんだろう?もしかしたら最後はみせたくないかもしれません
ね。最後まで手厚くされ感謝と沢山の方の愛情を感じて天に上がって
いったのでしょう。良かったね。がんばったねブロイちゃん。
井川さん、学生の皆さん、小林さんありがとうございました。

ご冥福をお祈りいたします。

ありがとうございます

F様

コメントありがとうございます。
いつも温かい言葉をかけていただき、とても励みになっております。

一緒に過ごした時間は短かったですが、少しでも携わることが出来て私はとても嬉しかったです。
弱っていく姿に心配も多かったですが、時折笑ってしまうようなかわいい些細なしぐさに癒されたり、一日一日がとても大切な時間でした。

最期、プロイくんも静かに天国に逝きました。
看取ってあげれなかったこと心残りですが、心配かけないようにこの時を選んでくれたのでしょうか。
天国で安らかに過ごしていることを願っています。
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