今、山梨県の山奥に4(一時預かりを含む)の老犬たちが残されています。
かつて400頭の犬がいるとメディアで話題になった山梨県犬の多頭飼育現場。
私たち帝京科学大学の学生は現場の犬たちの里親を探しております。
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シュート

こんにちは、3年の佐藤です。
大変遅くなってしまい、申し訳ありません。
今年5度目のお知らせとなります。

シュートの訃報をお知らせします。
シュート2
11月20日夕方ごろ、シュートが亡くなりました。

この報告を文面で知ったときは、驚きとショックとで
何度も読んで確認しましたが、ほとんど実感がわきませんでした。

亡くなるまでの3日間は水以外、それも少量しか受け付けなかったそうです。

もうずっと歩く姿が危ういほどヨロヨロと足元がおぼつかない様子でした。
石などのちょっとした段差にもつまずいて倒れこむ姿を
学生達もたびたび発見して心配していました。

ポチと一緒の犬舎にいた頃は、私たちが犬舎に近づくと
「おやつ!おやつ!」とばかりに駆け足で寄ってきてくれてたのですが…。
この頃は小屋の中で寝たきりで、元気のない様子に心を痛めていました。

シュートは涼やかな顔つきと少しツリ気味のやわらかい茶色の目が
印象的で、おやつも大好きだったので学生達からも人気があったと思います。
シュートの人馴れノートもありました。
今回はそのノートから一部抜粋させていただき、
シュートの様子をお伝えしたいと思います。

『シュートの人馴れノート』から――――

2012年1月14日(土) 
散歩(?)初挑戦!ちょっと逃げていたが、すんなりいって感動しました。
あとはエサで釣ったりなど試行錯誤した結果、前足から全身まで犬舎から
出るようになった!人に極端にビビらない子なのでドッグランに行くのも
遠くないと思います。

↓散歩への挑戦が続き…

5月12日(土)
今日やっと初散歩が叶いました!
ジャーキーで釣って体全体が出てきてくれましたが、すぐに出たり戻ったり…。
困ってた時に先輩のアシストでシュートの犬舎の扉を閉めてくれました。
しばらくはオドオドした様子でしたがドッグランまで行くことが出来ました。5月5日
(残念ながらこの日を最後に散歩に出てはくれませんでした…)

9月4日(火)
レボリューション(フィラリア、ノミの予防薬)をしました。
おやつでつっても駄目でしたが、手を伸ばしたら匂いを嗅いでくれて
首輪をつかむことができました。大人しく、暴れることもなく良い子でした。

2013年4月13日(土)
久しぶりに散歩に挑戦!一緒に犬舎の中に入っていたら近づいて
匂いを嗅いできてくれて、そばにいてくれました。なんだかガジュマルに
少し似てきたなって感じました。けっこう撫でさせてくれて嬉しいけど、
歳で鈍くなってきているせいなのかと思うと寂しいです。
足腰も弱くなっているみたいで不安です。

6月16日(日)
元気がなーい!一度リードを付けてみたが足に絡まって危なかったので
早々に外して扉を開けて放置しました。おやつは食べなかった。
自分が座っていると周りをウロウロと行ったり来たり…。近づいてきてくれるので
顎を撫でてもあまり反応がなかった。反応が鈍くなっていて悲しい…。
元気に夏を乗り切ってほしい。

7月20日(土)
小屋の前の台の段差から降りる時によろけて倒れこむことがしばしば。
背中の毛のかたまりをベリベリしました。その時はめっちゃ嫌がられましたが…。
元気になってほしい。

8月29日(木)
少しずつ時間をかけて耳そうじをしました。気持ち良さそうにグリグリしてきました(笑)
本当に気持ちいいみたいで、シートで拭いていると「ぐうぅぅぅ」とうなっていました。
さすがおじいちゃん。(おばあちゃん?)

9月7日(土)
よたよたになってきましたが食欲は変わりませんね!!
ゆっくりですが入り口近くまで来てくれて手渡しでジャーキーを食べていました♪
たくさん食べてもっと元気になーれ!!(*^_^*)長生きしてね!!

9月29日(日)
耳が汚かったので耳拭きシートで拭いてあげた。首輪を持って拭いたが
けっこう嫌がられた…。ヨタヨタしながらよく動き回る。
その後犬舎越しにジャーキーをあげたら食べてくれた。
929-3

10月19日(日)
人の足元をウロチョロしていた。毛がはがれて見た目がすっきりしていた。
鼻に毛布の糸がくっついていたので指でチョチョイっと取ってやったが
特に反応無しで複雑…。

同日
エースの小屋から帰る時、シュートが倒れていたので駆けつけました。
起き上がりたくても出来なくて、吠えていました。手伝いことなく
起き上がれましたが、ちゃんと見ていないと本当に危ないと思いました。


以上がノートから抜粋したシュートの様子です。
全ては書ききれませんでしたが、読み返すことで
どれだけの学生たちがシュートを見てきていたのかがよく分かりました。


シュートの埋葬には私もお手伝いさせていただきました。
小林さんが寒くないようにと毛布で囲っていてくれて、
顔を覗くと本当に眠っているみたいな表情でまだ実感が湧きませんでした。

シュートを運ばせてもらった時の重さや、
埋める前に顔や体を温かいお湯で濡らしたタオルで拭いた時の冷たさに
驚いて、そこで初めてシュートが死んでしまったことを思い知らされました。

シュート1

その日、シュートの次の日に亡くなったライカを一緒に埋葬しましたが、
同じ場所に2匹頭をくっつけるように埋められ、
あったかく一緒に天国に行けたと思います。



シュートは私の1番の押しメンでした。
もう会えないということを、まだ信じたくはありませんが
現場でのシュートとの思い出を大切にしていきたいです。
本当はもっともっと会いたかったよ。

もう天国の皆には会えたかな、昔みたいに元気に飛び跳ねてるかな、
もう寒くないね、身体も自由に動くよね、
寂しいけど、さよならシュート
本当にありがとう
シュート3


最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

3年、佐藤




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No title

佐藤さんもおつらかったですね。かわいいシュートちゃん、本当に
愛嬌のあるお顔。学生さんの間でも人気があったとの事で、皆さん
肩をおとされているでしょう。

長生きできて、人なれにもがんばったシュートちゃん、偉かったよ。
人馴れノートを読むと二人三脚でがんばっていたのだなって、
涙がこぼれました。

みんなの愛に包まれて天国へ旅立ったのですね。

ご冥福をお祈りいたします。

シュートちゃん…

最期まで可愛がられていた様子がよくわかりました。皆さん、ありがとうございます。
そちらの子を例え一人でも引き取りたいのが叶わなくて悲しいです。
すみません…
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