今、山梨県の山奥に4(一時預かりを含む)の老犬たちが残されています。
かつて400頭の犬がいるとメディアで話題になった山梨県犬の多頭飼育現場。
私たち帝京科学大学の学生は現場の犬たちの里親を探しております。
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2月4日 こてつ永眠

こんにちは、2年の井川です。

今回、みなさまにお知らせがあります。
昨年2011年3月10日より私が一時預かっていました"こてつ"(推定16~17歳 メス)が、
2月4日の20時ごろ永眠いたしました。

この場をお借りして、今までのこてつについて書かせていただきます。
長くなりそうですが、読んでいただけると幸いです。
去年の3月10日より現場から家へ連れてきました。
病院での健康診断では、じん臓が正常ラインぎりぎりで機能しており、
全体的に体が弱いとのことでした。
しかし、目立った問題もなく健康との判断でした。
そして、この健康診断でこてつはオスではなくメスだったと発覚(^_^;)
こてつ⑯ こてつ⑰
 実はお嬢だった・・・。




最初は不安な日々が続いていたこてつも、2週間もするとだいぶ落ち着き、ごはんもまともに食べてくれるようになりました。
そして3月23日よりお散歩デビュー!!
それからというもの、こてつはお散歩大好き犬になりました☆
3/2 こてつ⑤
↑お散歩デビュー


本当になにもかも順調だと思っていたのですが、6月の初めごろ散歩中に急に倒れてしまいました。
それが3回ほど続き、病院で再び検査。
もともと体が弱いこともあり、心臓にも異常が見られました。

それからガタンと体調が悪くなっていきました。
下痢が続くようになりまた病院へ行き、心臓の衰えからか咳がひどくなりまた病院へ行き・・。
そのたびに、"じん臓が悪い""心臓が悪い""気管支まで悪くなっているかも・・・"という診断を受け、
最後にはお散歩禁止まで言われてしまいました。


それでも、こてつができる範囲でお散歩は続けていました。
しかし、体力の衰えとともに日に日に散歩時間を減らざる負えませんでした。

本人は散歩に行く気満々で元気よく出発しても、5分も経つと息切れ・・・
ひどい時は、またもパタンと倒れてしまっていました・・・。

こてつの体をとれば散歩はしてはいけない、だけれどこてつの気持ちをとると散歩は必要だ。
いつもその葛藤の中、こてつの体調と相談しながらのお散歩でした。



しかし、月日が経つにつれて体は悪くなる一方でした。
咳はさらにひどくなり、腹水がたまってきてしまいました。

腹水を抜こうとしても、注射は無理・・・。
利尿薬を使って少しずつ出すしかありませんでした。




体は悪くなる一方でしたが、こてつとの関係は日に日に深くなっていきました。
いろいろなものにチャレンジし、表情もすごくやわらかくなっていくのを私自身感じていました。
こてつ⑱ こてつ⑲
トイレシーツに座ってみた           机の下に入ってみた(-_-)zzz・・・。
使い方違うよ・・(^_^;)

こてつ22 こてつ23

こてつ21 こてつ⑳
                          ネックウォーマもしてみたり・・・



そして、いろんな手段を使って意思を伝えてくるようになりました。
私に起きて欲しい時には、顔にはなタッチをしてきたり、布団をはがそうとしたり・・・。
たいていは"おなかすいた~"か"ウンチした~"の報告です・・・(^_^;)
しかし、咳が止まらない時などもこのように起こしていたため、かなり重要な手段でした。
1/8 こてつ⑨ 起きろ~


お待ちかねのごはんの時間は、うれしさをここぞとばかりに伝えていました。
しっぽふりふりの「わん」とひと鳴き。
1/26 こてつ⑫ 
目をキラキラさせながら、得意そうな顔にいつも笑わせてもらいました。






ですが、2月4日お空に旅立ちました。

預かり中、お散歩にしても薬をあげるにしても、いつも自分がしてることは良いことなのか悪いことなのかと悩んでいました。
苦しそうにしているのに、励ましてしまう自分とそれしかできない自分がもどかしいと感じていました。
本当の本当に毎日代わってあげたいとばかり思っていました。

そんな中、こてつは本当に懸命に生きてくれました。
その素直さとやさしさに私のほうが助けられていました。

もう会えなくなってしまうのがさみしいです・・・。

こてつ、苦しい中本当に本当によくがんばったね。神様にうんとほめられていることでしょう。
次生まれてくるときは、咳も腹水も全部お空に置いて、多頭現場じゃなくてもっと良いお家にしてって
お願いしなさいね。

お空で、先に逝ったサヤカやガジュマルたちと元気に走りまわっていることを願っています。


みなさまには、途中報告ができずすみませんでした。
"こてつはどうなっているのだろう"と思っていた方も多くいることだろうと思います。
日に日に悪くなるこてつの状態を文章に書くとつらくなり逃げてしまっていました、ごめんなさい。


厳しい寒さと老齢犬ということもあり、立て続けに追悼が続いています。
今日の活動で会えた子も、次の活動では会えなくなることが増えていくだろうと思っています。
一回一回の活動をこれからも大切に、精一杯頑張っていこうと思います。


長い文章失礼いたしました。
これからも応援よろしくお願いいたします。



7/6 こてつ⑦ 1/30 こてつ⑬

ずっとずっとこてつ大好きな 2年 井川

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お疲れさまです

井川様、ホンとに、、、、あなた様の、おっしゃっていることホンとに痛いほどわかります。子鉄ちゃんホンとに、優しい顔つきになりましたね。あなたに会えて初めて、愛情を知ったかも、ありがとう、お疲れさまでした

井川さんありがとうございました。

きっと、、絶対こてつちゃんもそう言っています!

お山にひっそり死ぬよりも、やっぱり暖かいおうちで愛する人を身近に感じながら
旅だてた事はこてつちゃんにとって良かったと思います。

ずいぶん表情豊かになったんですね!私もメスだったって読んだ時は
本当にびっくりしました^^;
とってもかわいいこてつちゃん! 具合が悪くても散歩に連れて行ってもらえたことは
最高にhappyだったと思います。犬生活の楽しみを井川さんがこてつちゃんに教えて
あげたんですね。 愛情が深まり信頼関係につながる。素晴らしい絆です。

介護生活も大変だったと思います。お疲れ様でした。さびしいですね・・・しかし
身体はなくなっても魂はいつも愛する人の傍にいるそうです。
ご冥福をお祈りいたします。 他最近沢山の子が亡くなってしまって、寿命とはいえ
悲しいです。虹の橋で元気に遊んでいてほしいですね。

井川さん、有難う御座いました。

短い時間だったかもしれないけれど、
こてつと過ごされた時間は深くて豊かで…悩んだり困ったりしながらも温かいものだったと思います。
井川さん、長年お山で生きて来たこてつに人の手の優しさを、人の心の温かさを教えてくれて本当にありがとう。
こてつは愛情に包まれて旅立てて間違いなく幸せだったと思います。

今年に入りお山からの訃報が続き…旅立ったわん達の顔や仕草を思い出し…とても切ないです。

お山にはまだまだ人を怖がる子がいます。
彼らに残された決して多くは無いであろう時間の中で人の手の優しさを知って欲しい…そう願っています。

こてつはきっと
井川さんに心からの笑顔を見せてくれたことでしょうね。
それがこてつからの大切な贈り物だと思います。

体調の悪いこてつのお世話は気の休まる間もなかった事でしょう。
本当にお疲れ様でした。
そして本当に有難う御座いました。


いつもありがとうございます。

こんにちは、井川です。
たくさんのコメントありがとうございます。

こてつと離れ、早2週間ほど経ちました。
部屋はなんだか寂しくて、不気味なほど静かに感じてしまいます。
時々カタン・・と物音がなると「こてつかなぁ?」と思ってます(^_^;)

未だに会いたい会いたいという衝動にかられていますが、
姿・形は違ってもまたどこかで会えることを楽しみにしておこうと思います。



深川妙子様、F様、ぶちの会様。
あたたかいコメント本当に感謝いたします。
この言葉たちに毎日励まされておりました。

今後は、さらに現場のわんこたちが少しでも良く過ごせるよう、
活動に全力を注ぎたいと思います。
これからも多頭わんこを見守っていてください、よろしくお願いいたします。


2年 井川
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