今、山梨県の山奥に4(一時預かりを含む)の老犬たちが残されています。
かつて400頭の犬がいるとメディアで話題になった山梨県犬の多頭飼育現場。
私たち帝京科学大学の学生は現場の犬たちの里親を探しております。
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サスケ

みなさま、こんにちは。
3年生の籾山です。
ライアンに続きまた悲しいお知らせをしなければなりません。

9月27日未明にサスケが亡くなりました。
享年17歳でした。
サスケ④
↑サスケ:オス 17歳とは思えない顔立ちです。。。

サスケは先に旅立ったライアンたちと同じくK地区出身で、2011年にN地区のほうへお引越ししました。

実はこう見えておくびょうな性格で私が初めて出会ったころは
人が犬舎の前を通ると「ワンワン!」、ちょっとの物音で「ビクッ!」
でも、おやつのササミジャーキーは大好きで、人から手渡しで食べてくれました。

サスケ⑥
↑K地区のころのサスケ まるでモデルのような表情ですΣ(・□・;)

奪い取るようにジャーキーを持っていくと思いきや、
そーっと優しくくわえて持っていくサスケの受け取り方に心奪われた学生もいるとか・・・
亡くなる前日も小林さんがジャーキーを配りに周ったとき、
いつもと変わらない様子で食べ、元気だったそうです。

サスケ③
↑手の上のジャーキーを食べるサスケ

そして、お散歩やドッグランにも行ける数少ないワンコの1匹でもありました。
他のワンコがお散歩しているのを見てまるで「俺も行く!」というように
ワンワン吠えながら地面をガリガリ引っ掻いていて猛アピールをよくしてきます。
しかし、首元に手を近づけられることが苦手なためリードをつけるのに一苦労。
小屋の中に入ってしまうため最初のころは腕を小屋の中に伸ばしたり、
屋根を外したりしてつけていました。

いざ、お外に出るとあちらこちらにマーキングをし、土をかけます。
この土かけ。人や他のワンコにもかけるのでちょっと迷惑。。。|д゚)
でも本人はとても楽しそうな表情をしていました。

サスケ⑤
↑穴掘りをするサスケ 特徴のあるピンッとしたしっぽを振って楽しそう♪

ドッグランでもある程度時間が経つと他のワンコは「そろそろ帰ろうかな…。」
という表情をするのですが、サスケはいつまでたってもドッグラン中を駆けまわり、お家に帰ろうとしません(-_-;)
今度はサスケを小屋に戻すのに一苦労…。

サス⑬
↑ドッグラン中を駆けまわってます。写真もブレる・・・。

サス⑧
↑他のワンコとも仲良し!ニアはちょっと困った顔してますね・・・(^_^;)


サスケ①
↑これが私がサスケと散歩した最後になりました。
このとき小石に躓いたり、足元がふらついて私の足にぶつかる様子がみられました。
周りのワンコたちも足腰が弱ってきているため、
サスケも同様に悪くなってきているのかもしれないなと思っていた矢先でした。

本当にお外が大好きで、故に脱走癖もありました。
お外に出ようとして犬舎の網をよじ登っている姿はまるで忍者のよう。
「サスケ」という名前も忍者の「猿飛佐助」にちなんでつけられたそうです。


この様に私たちが思いつくサスケと言ったらとっても『元気』だったのです。
小林さんもこの現場の中で『元気がいいワンコ』と言ったら必ずサスケが名前に上がっていました。
あまりにも突然すぎて正直、気持ちがついて行ってない状態です。
ですが、元気だと思っているワンコが突然死ぬ。
ここの現場のワンコはこのような、いつ死ぬかわからない環境で生きている。
サスケが旅立ったことで改めてそのことを感じました。

実は、私の中でサスケは『目標』と呼べる存在でした。
1年生のとき初めて多頭現場を訪れたときに、一番最初にジャーキーを食べてくれたのがサスケでした。
このとき正面からは食べてくれませんでしたが、後ろを向いてジャーキーを差し出したら食べてくれたのです。
私はジャーキーを食べてくれて感動したのと同時にこのワンコだったら譲渡できそうだと思い、
特に積極的にアプローチしてきました。

おやつのあげ方、どんな種類のおやつが一番よく食べるのか(結果的にササミジャーキーでした)、
どの距離までなら私が近づいても逃げないのかなどなど…。
最近はサスケは首元が苦手、ということで学生間でリードをつける練習をやったりしていました。

私だけでなく学生みんながお散歩や人馴れをしてくれたおかげで、サスケはどんどん人馴れが進みました。
今まで人が近づいたら小屋に入っていたのにあまり逃げなくなり、
手をグーにしてサスケの前に出すとしっぽを振りながら臭いを嗅ぎに来てくれるようになりました。
出会った頃は後向きでしか食べてくれなかったジャーキーを、人が犬舎の中に入っても近くまで来て食べに来るようになりました。
リードも腕を伸ばしたり屋根を外さなくても、犬舎の中に入って待っていれば自分から出てくるようになり、
散歩も人との距離が狭くなり人の近くを歩くようになりました。

これは私がサスケと最後に会った日の話なのですが、
散歩をしようとしてリードを付けようとした際にサスケの首に手が触れたのですが、特にそこまで驚かず。
もしかして、と思い身体のほうに触れようとしたら、なんと背中にタッチすることができました!
サスケの毛は思いのほかフワフワしてて、とても気持ちよかったです(笑)

サス⑫
↑こんなに近くに来るなんて最初は思いませんでした。

次サスケと会うときはどんな新しい表情を見せてくれるんだろう!
そう思っていました。
しかし、次に会うことはありませんでした。
サスケはお空に旅立ったのです。

季節の変わり目ということもあり気温の変化も激しく、
この日の朝もとても寒かったとのことです。

今でも次はどんなことをしようかな
最近はドックランに行っていないし次は遊ばせようかな
そんなことを考えてふと我に返って、「もういないんだ」
そうやって、思い出して、また涙を浮かべています。

何よりサスケを暖かいお家に行かせることができなかったことが悔しいです。
サスケにはもっと色々な世界を見てほしかった。
もっと広い場所で駆けまわってほしかった。

でも暑さや寒さ、痛みもなくなり、
今頃サスケは私の知らないもっともっと広い場所で駆けまわっているのだと思います。

お別れはツライけど。。。
私たちは君の死を乗り越えるよ。
1頭でも早く、ワンコを暖かい場所に迎えられるように。

サス⑦


みなさま、これからもよろしくお願いしますm(_ _)m

長い文章でしたがここまで読んでいただきありがとうございました!
最後に他の学生メンバーからメッセージが届いているので載せさせていただきます。

17歳とは思えないほどイケメンで元気なわんこでした。
上手く撮れたサスケの凛々しい顔の写真は大事な思い出です。
現場以外の場所で散歩させてあげれなかったのを申し訳なく思います。
ありがとう。ゆっくり休んでください。
【2年 永田】

これから現場に行ってもサスケの元気な声が聞けないと思うと、とても寂しいです
天国でライアンやこーたたちによろしくね。
今までありがとう
【2年 三本】

お散歩大好きだったね。ジャーキー大好きだったね。
食べたと思ったら、すぐ離れてなかなか触らせてくらなかったね。
次現場に行くときに、雪の隣にいつもいたサスケがいないなんて考えられないです。
向こうでは、ライアンたちによろしくね。たくさん走り回ってね!
サスケありがとう。元気でね。
【3年 野下】

サスケは私の初めてのお散歩の子でした。
針金が入ったように
ピンっと立っている尻尾..
カリカリと地面を蹴る音..
とても印象に残っています。
天国にいったら思う存分
みんなと走り回って遊んでね。
サスケありがとう。
【3年 米山】

愛嬌のある顔立ちと元気に走り回る姿で皆に可愛がられてた、
そのサスケの犬舎を覗いてももういないのが信じられません。
最期まで元気な姿で頑張ってくれてありがとう。
天国のライアン達によろしくね(*^ ^*)
【3年 佐藤】

もうサスケはあの寒くて暑い現場にいなくてもよくなったよ
行きたい場所へサスケは行けるんだよ
きっと天国ではみんなが待ってるよね
好きなだけ走っていいんだよ
向こうには掘れる場所はあるのかな
貴方はあの決して幸せとはいえない多頭飼育現場で生まれたけれど、きっと悲惨なことも、人間がどれだけ傲慢で理不尽で身勝手なのか嫌というほどわかっていたと思うけれど。
少なくとも貴方は愛されてたよ
それは絶対間違ってないと思う
それを貴方に生きてる間に伝えられたらどれだけ良かったか
サスケ、ありがとう。
ゆっくりお休み。
【3年 森】

サスケは、お散歩がとっても大好きで一旦お外に出るとなかなか部屋に戻って来なかったのが印象に残ってます。
真っ直ぐにピンッと立つしっぽを振りながら、笑顔を見せてくれるサスケをいつも可愛いなぁと思いながらみていました。。
1年生の頃から、たくさんの元気をサスケからもらいました。サスケ、本当にありがとう。天国では思う存分走り回ってね(*´ω`*)
サスケのご冥福をお祈りいたします。
【3年 高山】

いつもガリガリして私たちを迎えてくれてありがとう♡
最近は、犬舎に近づくとサスケから寄ってきてくれて嬉しかったです。
サスケが脱走したときに、私までパニックになってしまってサスケをびっくりさせちゃってごめんね。
あのときは、笑えなかったけど、今では微笑ましい思い出です。(笑)
たくさんの思い出をありがとう。
お空でいっぱい走ってね。
【4年 冨永】

いきなりの別れで正直とても驚いています。
ピンとしっぽを立てて、元気にお散歩に出かけるサスケがとても好きでした。
おどおどしながらも、とてもやさしくジャーキーを食べる姿に笑わせてもらいました。。
そんなサスケに会えなくなるのはとても寂しいです。
サスケありがとう。
【4年 井川】

サスケは見た目もまだ若く、散歩やオヤツも大好きで、
ピンと立った尻尾を振り砂を巻き上げながら走り回る立派な犬でした。
先週に会ったときも、相変わらずの元気な姿でしたので、息を引き取ったことが信じられませんでした。
突然すぎます。
サスケが亡くなったことへのショックもありますが、
元気そうに見える他の犬たちの体力の限界も唐突に訪れるかもしれないと思うと、油断なりません。
サスケ、他の犬たちを見守ってあげてください。
【大学院 大林】

サスケへ。
たくさんのうれしいこと、かなしいこと、思い出いっぱいありがとう。
ずっとずっと、私は君のこと大好きだよ!
おやすみなさい。

サスケ②

3年 籾山

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